知と美を兼ね備えたイギリスの図書館 「リバプール中央図書館」

こんにちは。元エディンバラのタコヤキです。
今回の記事では、リバプールの観光スポットの一つ、「リバプール中央図書館 (Liverpool Central Library)」の見所を、沢山の写真とともに解説したいと思います。
今後、リバプールに旅行される方のご参考になれば幸いです。
1. 所在地と開館時間
まず、リバプール中央図書館は、リバプールの主要駅の一つ、ライムストリート駅から徒歩10分の場所にあります。
リバプール中央図書館の近くには、「世界博物館」や「セント•ジョージホール」などの他の観光スポットもあるので、一緒に見て回るのも良いと思います。
開館時間は月曜から金曜までは午前9時から午後8時まで、土曜は午前9時から午後5時まで、日曜と祝日はお休みです。
2. 外観と入口
そしてこちらがリバプール中央図書館が入っている建物です。
このギリシャ神殿風の建物は、ウィリアム・ブラウン博物館/図書館(The William Brown Museum Library building )という名前で、完成したのは1860年です。
かなり大きく、歴史と迫力を感じます。
ちなみに建物の中央にあるのは、同じ建物に同居している「世界博物館」で、リバプール中央図書館は、この建物の右側にあります。
それではリバプール中央図書館に入ります。
ちなみに入館は無料で、入館証なども要らず、普通に入口を入るだけです。
3. エントランスホール
リバプール中央図書館の建物内に入ると、超近代的なエントランスホールに驚かされます。
リバプール中央図書館は5階建てなのですが、最上階にあるドームまで吹抜けになっていて、吹抜けのデザインが非常にユニークで面白いです。
建物を外から見ただけでは、まさか内部がこんなにモダンだとは想像もつかないですよね。
もちろん、リバプール中央図書館の内部は、1860年の完成当初からこんなにモダンだった訳ではなく、2010年から約3年かけて、近代化するために大規模な改修工事が行われたようです。
その改修工事の後はエントランスホールも一新し、 WiFi も使えるようになったり、カフェも併設され、現代人にも使い勝手の良い図書館になりました。
ちなみに、ネットで調べたところ、リバプール中央図書館は約50万冊の本を蔵書し、過去の新聞や地図など、300万もの記録を保管しているそうです。まさにリバプールの知の宝庫です。
4. 最上階のドーム
エントランスホールの階段を5階まで上がると、
これまた美しいドームがあります。
アーティスティックなデザインで物凄く素敵です。
最上階から下を見下ろすとこんな感じです。
階段も格好良いですよね。
ちなみにリバプール中央図書館にはエレベーターもありますので、5階まで階段を上るのはちょっと…という方も、簡単に最上階まで行くことができるのでご安心を。
リバプール中央図書館の最上階にはテラスもあって、外の風に当たりながら、リバプールの街を見渡すことが出来ます。
5. ピクトンリーディングルーム
そして次は、階段で2階まで下りて、リバプール中央図書館の見所の一つである、ピクトンリーディングルーム(The Picton Reading Room)に行きます。
ピクトンリーディングルームは、大英博物館の図書室をモデルにして、1879年にリバプール中央図書館に増築された施設で、19世紀のイギリスを感じさせてくれるデザインです。
そんなに大きくはないのですが、ドーム型になっている天井、本棚、照明、机の配置位置と、どれも凄く美しいです。
リーディングルームの端に螺旋状の階段があるので、上にも上がってみました。
結構な数の人が、勉強や読書をされていましたが、ピクトンリーディングルーム内は物凄く静かです。
6. ホーンビーライブラリー
そして次は、ピクトンリーディングルームと繋がっている、リバプール中央図書館のもう一つの見所、ホーンビーライブラリー(Hornby Library)に行きます。
この可愛い時計の下に、ホーンビーライブラリーへと続くドアがあります。
ホーンビーライブラリーは1906年に増築されたもので、ここも宮殿の一部のような内装が非常に美しいです。
7. 最後に
以上、知と美を兼ねたリバプール中央図書館の見所を解説してみましたが、いかがでしたでしょうか?
本好きの方はもちろん、自分のように建物や内装にご興味のある方でも十分に楽しめる図書館だと思いますので、リバプール旅行をされる方には是非オススメのスポットです。
この記事を最後まで読んでくださってありがとうございます。
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