イギリスでマンションの敷金は返ってくるのか?意外な結果に「なんじゃこりゃ?」

 

こんにちは。元エディンバラのタコヤキです。

 

今日のリバプールは雨…☔

 

 

さて、このブログを以前から読んでくださってる方は既にご存知かと思いますが、自分は先月にエディンバラからリバプールに引っ越しました。

 

エディンバラでも住居は賃貸フラット(日本でいうマンション)を借りていたので、引っ越しの日にフラットの鍵を不動産屋に返却して、エディンバラのフラットとはお別れしました。

 

でも、既に退去してから約1ヶ月経つのですが、エディンバラのフラットのデポジットの清算がまだ終了していないんです…

 

ちなみにデポジットというのは、入居前に支払う保証金のことで、日本の敷金にあたります。

 

退去後一週間以上経って、不動産家から、

 

「退去後のフラットの状態を点検したから、そのレポートを作ってデポジットの返金額を近日中に案内するよ」

 

という連絡があったのですが、それ以降、1週間経とうが、2週間過ぎようが、何の音沙汰も無し。

 

自分達は、フラットをメチャクチャキレイに使っていて(自画自賛でスイマセン…)、入居した時以上にキレイにして退去したので、基本的にはデポジットは全額返金されるはずです。

 

でも、グーグルでこの不動産家について調べると、

 

「不当で高額な掃除費用がデポジットから差し引かれた」

 

などの口コミも少なくないんです。

 

このフラットに住んでいた時は、この不動産屋と特に問題は無かったのですが、退去通知を出した以降は態度が豹変し、

 

退去日の確定を遅らせようとしたり(その分多く家賃を払うことになる)、

 

契約書に記載されていない方法で最終月の家賃を増額させようとしたり、

 

どんなに少額でも、自分達から金をむしり取ろうとする姿勢が鮮明になったのです。

 

物凄く長くなるので詳細は割愛しますが、退去通知を提出した後の不動産家とやり取りをするなかで、色々と矛盾した説明も多く、

 

「恐らくこの不動産屋は、色々な口実をつけて、自分達のデポジットを返すつもりはないだろうな…」

 

と、この不動産屋のことを全く信用できなくなってしまいました。

 

それなので、自分達のデポジットを守るため、引っ越し前にフラット内のありとあらゆる場所の写真を撮って、不動産屋から、

 

「これはお前たちが汚したから掃除が必要だ」

 

や、

 

「ここはお前たちが壊したから修理代よこせ」

 

みたいなイチャモンをつけられても、反論できるように準備万端にしておきました。

 

それなので、

 

「どこからでもかかってこい!」

 

と、

 

ファイティングモードMAX状態

 

で、不動産屋から「デポジットの変金額」の連絡を待ちわびていたのですが、連絡が来ないことには闘いを始めることも出来ません…

 

そして散々待たされた挙げ句、昨日遂に不動産屋からデポジットの返金額に関するメールが届きました!

 

いよいよ不動産屋と、デポジットの返金額に関するバトルの勃発です!

 

まず、返金額が幾らだったかと言うと…

 

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というのは冗談です。

 

失礼しました…

 

返金額の通知に対する自分の最初のリアクションは、

 

「なんじゃこりゃ?」

 

でした。

 

何故かというと、

 

自分達が入居時にデポジットとして払った金額よりも “高い” 返金額が提示されていたのです!

 

詳細を読むと…

 

自分が危惧していた、

 

「部屋が汚い」

 

だとか、

 

「これを壊した」

 

とでっち上げの理由で、掃除費用や修理代などを一切差し引くことなく、

 

デポジットの全額が返金されるとのことでした。

 

でも、

 

これも複雑なので詳細は割愛しますが、

 

最終月の家賃の計算方法で不動産屋と合意できず、最終月の家賃はデポジットから差し引かれることになっていました。

 

ところが不動産屋が、デポジットの入金、出金を管理するオンラインシステム内で入力方法を間違えたので、

 

本来デポジットから引かれるはずの最終月家賃が、自分達に返金するデポジットに増額される金額として記録され、

 

その結果、

 

デポジットの返金額が、自分達が入居時に支払ったデポジットよりも高い金額になってしまったようです…

 

分かりにくい説明になってしまいましたが、単純に言うと、

 

例えば、10万円しか敷金を払っていないのに、

 

「20万円返金するよ」

 

と、報告してきた感じです。

 

マジでチョーテキトーな不動産屋です…

 

でも、支払った額より高い金額が返金されるなんて都合の良い話はなく、

 

デポジットとして保管されている金額よりも返金額が高いという矛盾が、システムが返金を承認しないという事態にさせてしまいました…

 

単純に言うと、銀行の ATM で、一万円しか入っていない口座から、誰かに二万円送金しようとしているので、システムが送金を承認しないのと似たような状況です…

 

その後、不動産屋に連絡して状況を説明し、間違いを訂正してもらい、デポジットの返金をシステム上で承認させることが出来ました。

 

もちろん不動産屋は、間違いを認めませんでしたが…

 

そして、返金をシステム内で承認しても、実際にお金が返ってくるまでには5日ぐらいかかるらしく、現在までには、まだ入金されていません。

 

本当に5日以内に入金されるかは、神のみぞ知るところです。

 

ま、気長に待ちます。

 

でも、不動産屋とデポジットの返金額について争う気満々で過去1ヶ月を過ごしてきたので、

 

争う必要無しで全額返金

 

という全く想定外の結果になったので、拍子抜けしてしまい、物凄く嬉しいことなのに、イマイチ喜びを実感できていないのが正直なところです…

 

デポジットの返金額が自分たちの口座に入金されたら、お祝いにケーキでも食べにいけば実感できるのかな?

 

以上、イギリスでマンションの敷金は返ってくるのか?意外な結果に「なんじゃこりゃ?」 でした。

 

この記事を最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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それではまた次回のブログで。

 

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