イギリスの肉じゃが「スカウス」って食べたことあります?

こんにちは。元エディンバラのタコヤキです。
今日のリバプールも天気が良くて、外を歩いていると少し暑いぐらいです。
ところで皆さんは、スカウス(scouse)っていう食べ物をご存知ですか?
正直、自分もリバプールに来るまでは聞いたこともなかったですし、自分のイギリス人のパートナーですら知らなかったぐらいの食べ物です。
それなので、ネットで調べたところ、スカウスというのは、牛肉か羊肉をジャガイモや他の野菜と一緒に煮込んだ、ビーフシチューのようなリバプールの伝統料理とのことです。
ちなみに、リバプールの英語の訛りがスカウスと呼ばれていたり、リバプールの人のことをスカウサーと呼ぶのですが、これはスカウスを食べているからだそうです。
また、スカウスを食べたことのある日本の方のなかには、
“肉じゃが” のような食べ物だ
という感想を書いておられる方もいらっしゃいました。
そういうわけで、前置きが少し長くなってしまいましたが、今日はお昼に、
イギリスの肉じゃが
スカウスを食べてきましたので、その食レポです。
スカウスは、リバプールの家庭やパブで食べるものとのことなので、今回はパブに行ってきました。
そして、今日スカウスを食べてきたパブはこちら。
この、めっちゃ趣のある建物の一階にある The Railway という名前のパブです。
内装も、いかにもイギリスのパブといった感じでナイスです。
カウンターでスカウスとビールを注文して、席で待ちます。
まずは Carling という名前のビールで乾杯 🍺🎶🍺🎶🍺
苦味も少なく、飲みやすいビールでした。
そして本日の主役、スカウスが運ばれてきました。
お待ちかねのスカウスはこちら。
ジャーン!
見た目は、具だくさんで汁気の少ないビーフシチュー!
パンと紫キャベツの漬け物も一緒についてきました。
つーか、サイズが半端なくデカイです。
それでは早速頂きます。
煮込まれた牛肉とジャガイモを一緒に一口。
…
本当に、ビーフシチューと肉じゃがの中間のような味で、普通に美味しいです。ややビーフシチュー寄りかな。
牛肉は、固くはないけど、少し歯応えがある感じです。ジャガイモとニンジンも美味しいです。
ただ、量がめっちゃ多いので、半分ほど食べた後で、少し飽きてしまいました…
味変要員の紫キャベツの漬け物を食べながら、
なんとか完食しましたが、自分的には半分の量で良かったかな、というのが正直なところです。
後は、今日は天気が良くて、パブの中は暑いぐらいだったので、スカウスを食べたら余計に暑くなってしまいました…
次回スカウスを食べるときは、冬の寒い日に食べたいと思います。
ちなみにスカウスは、日本のカレーのように、各家庭やお店でレシピが違って、味も異なるようなので、次は違うお店のスカウスを食べてみたいような気もします。
そして最後になりますが、このすごいボリュームのスカウスの値段ですが…
なんと、7.5ポンド!
ビール(ハーフパインツ)と合わせても、合計10ポンド以下!
現在の物価高激しいイギリスで、かなりコスパが高いお店と言えます!
リバプール旅行の際に、スカウスに挑戦したい、という方にオススメのパブです。
以上、”イギリスの肉じゃが「スカウス」って食べたことあります?” でした。
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それではまた次回のブログで。