イギリス人っぽくなってきたのかな?

こんにちは。元エディンバラのタコヤキです。
今日のリバプールは20度。しかもこの先一週間は20度ちょい越えぐらいの気温が続くらしいので、過ごしやすそうです。
実は昨日、自分がちょっとイギリス人っぽくなってきたのかな?と感じる出来事がありました。
その出来事というのは…
昨日リバプールで街歩きをしている時に、近くにいたお子さん連れのお父さんが、
ハックショーン!
と、バカでかいクシャミを放出されました。
それを聞いた自分は何も考えず、反射的にその人に、
Bless you! (お大事に!)
と、見ず知らずの人なのに、言ってしまいました…
そのお父さんも、見ず知らずの自分に、
Thank you!
と、返してくださり、自分はそのまま歩き去りました。
イギリスでは、誰かがクシャミをした時に、家族や友人や同僚が、
「Bless you (お大事に)」
と言ってくれることが多いです。
これは、物凄い昔にヨーロッパで黒死病(ペスト)が流行った時に、黒死病の初期症状の一つがクシャミであったため、
誰かがクシャミをすると、
「神の御加護がありますように(神様が黒死病から守ってくれますように)」
という意味を込めて、クシャミをした人に
Bless you
と言うことが推奨されていたことが起源とされています。
現在のイギリスでは、クシャミをした時に誰かに言う bless you の意味は、
「お大事に」
ぐらいの軽い意味になっているようです。
少し話がそれてしまいましたが、昨日見ず知らずの人がクシャミをした時に bless you と反射的に言葉をかけたことで、
どうして自分がイギリス人っぽくなった、と感じたかと言うと…
自分はかなりシャイなので、よっぽどの必要が無ければ、自分から知らない人に声をかけるなんてことは、これまでの人生で皆無だったのです。
外でクシャミをした時に、知らない人から、bless you と言われて、照れながら thank you と返した経験は何度もありますが、
自分から bless you と全く知らない人に言ったのは昨日が初めてでした。
イギリスには、知らない人にも気さくに話しかけるフレンドリーな人が多いので、その人たちに影響されて、自分もイギリス人っぽくなってきたのかもしれません。
でも、日本に一時帰国して、知らない人がクシャミをした時に、その人に
「お大事に!」
と言ったら、怪しい人だと思われそうなので、気を付けなければいけませんね。
以上、「イギリス人っぽくなってきたのかな?」でした。
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それではまた次回のブログで。