イギリスの光熱費高騰の嬉しい効能

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。
さて本日は最近のイギリスを賑わせまくっている光熱費の高騰についてのポジティブな記事です。
昨日から光熱費が再び上がり、平均的な世帯の年間光熱費が2500ポンド (約40万円) になってしまいましたね…
一時大きく報道されていた年間6000ポンド (約100万円) にはこの先もならないようなので良かったのですが、それでも一般家庭の光熱費が年間40万円ってクソ高いっすよね…
ただ今年の3月ぐらいから光熱費が高騰するという言葉を毎日1億回ぐらい呪文のように聞いているので、セントラルヒーティング (イギリスの暖房器具) を使うのに罪悪感を感じるようになってしまいました…
すいません。1億回は冗談です。多分1千万回ぐらいかな… あ、それも冗談です…
とにかくメディアでも、人と話していても光熱費高騰の話が多いです。しかも自分のブログでも何度も取り上げているし…
光熱費が年間100万円になると言われていた頃は、本気で冬の寒さが厳しい時期は温かい国に引っ越ししようと考えていましたし、今でも極寒の時期は南の国に行くことを検討しています。
話が少し逸れてしまいましたが、光熱費の高騰という言葉を聞き続けているせいでセントラルヒーティングを使うのに罪悪感を感じるようになってしまい、今年の8月はほとんど使いませんでした。
「8月に暖房器具を使わないなんてあたりめぇじゃ!」
と思われた方が多いと思いますが、エディンバラの夏って日本の夏と違ってめっちゃ寒いんすよ… 特に朝と夜は…
ちなみに去年の8月は、今年と逆でセントラルヒーティングを使わない日が1日か2日あったぐらいです。
そういう訳で、セントラルヒーティングを使う時間も回数も激減したので光熱費は下がるだろうと思っていたのですが….
それでも去年とほとんど同じでした…
そのため、
「やっぱ光熱費はシャレにならないぐらいマジで高騰してる!」
「これで去年みたく寒く感じる度にセントラルヒーティングを使ってたら光熱費は幾らまで上がるんだろう…😱」
と罪悪感に加えて恐怖心まで湧き始め、9月に入って寒さが増してからも極力セントラルヒーティングを使わないようにしています。
そしてセントラルヒーティングをあまり使わなくなってしばらく経ちますが、最近ふと気がついたことがあるのです。
朝起きた時に喉も唇も乾燥してないし、乾燥肌が改善してます。
以前は季節を問わず、朝起きた時は唇が干物のように干からびて、喉もガラガラで少し痛みを感じたり咳が出るぐらいだったのですが、それがほとんど無くなりました。
また、南国のシンガポールに住んでいたときですら乾燥していた自分の肌は、寒いエディンバラに引っ越してきてから更に乾燥が酷くなって痒くなったり、何を塗ってもガサガサが取れなかったのですが、最近はガサガサと痒みがなくなりました。
それなので、
セントラルヒーティングって速攻で部屋が温かくなるけど、その分部屋の空気を乾燥させまくっていたんだろうな…
と実感し、
多少寒くてもこのままセントラルヒーティングをあまり使わない方が自分の身体は嬉しいんだろう、という結論に達しました。
また、セントラルヒーティングを使わないので身体が寒さに慣れてきたようで、去年はこの時期になると厚着をして寝ていても夜中に寒くて目を冷ましてしまう日も多かったのですが、今のところ薄着で寝ても夜中に寒さで目が覚めることはないです。
グッスリ眠れると次の日も調子が良いですし、そういう日が続くとなんだか自分が健康になっているような気がして精神的にもハッピーになります。
歳なのでトイレで目を覚ますことはありますが…
そういう訳で、セントラルヒーティングの使用を抑えても光熱費が去年より上がるのは避けられそうもありませんが、光熱費高騰騒動のおかげでセントラルヒーティングの使用をセーブし始め、それが自分を肉体的にも精神的にも健康にしてくれているという全く予期していなかった嬉しい効能が出ています。
これから益々寒くなっていくエディンバラで、いつまでセントラルヒーティングの使用をセーブし続けられるかは分かりませんが、このままこれを続けられれば、寒さに慣れて真冬でも短パンとTシャツだけで外出出来るようになっているかもしれません!
エディンバラには2月でもTシャツに短パンで街を闊歩している人が結構多いんですよ。
今年の冬にTシャツに短パンでエディンバラの街をかったるそうに歩いている日本人男性を見かけたら自分だと思ってください。
ちなみに来週は少し忙しくなってしまうのでブログの更新が出来ません。来週末頃にパワーアップしたタコヤキとなって戻って来ますので、よろしくお願いします。
以上、「イギリスの光熱費高騰の嬉しい効能」でした。
最後まで記事を読んで下さってありがとうございます。
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それではまた次回のブログで。