無料でイギリスのアートを楽しむ! 「スコットランド国立肖像画美術館」を見学する

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。
今日は朝から大雨が降ったり、突然青空が広がったりとエディンバラらしい不安定な天気だったので、屋内で楽しめる場所に行こうと思い、「スコットランド国立肖像画美術館 (Scottish National Portrait Gallery)」で芸術鑑賞をしてきました。
イギリスでは国立の美術館や博物館は基本的に入場料が無料なので、物価が高騰し続ける現在、財布に嬉しい娯楽です。もちろんスコットランド国立肖像画美術館も無料で入場出来ます。
スコットランド国立肖像画美術館は、エディンバラの繁華街、プリンシズ • ストリートから徒歩5分〜10分程の場所にあるので、観光で来られる方にも訪れやすい美術館です。
スコットランド国立肖像画美術館が入っているネオゴシック様式の赤色の建物も素敵です。
ちなみにこの建物が建てられたのは1890年です。
そして中に入ります。
中に入って、少し歩くと、ホールがあるのですが、このホールがとんでもなく美しいのです。
柱のデザイン、天井からぶら下がった照明、壁に描かれた絵と、このホールにある何もかもが美しいのです。
ここには去年も訪れていて初めてではないのですが、2度目の訪問でもホールの美しさには圧倒されました。
窓の一部はステンドグラスです。
そして階段を上って上階に行きます。
階段のあるスペースも素敵です。
そして先程のホールの上階部分に入ります。
イギリス、特にスコットランドでは華美な内装は比較的少ないのですが、
このホールは上階も物凄く華やかです。
柱や、
窓のステンドグラス、
柵のデザインも凝っていて、
天井には夜空と星座の絵が描かれています。
凛々しい男性の銅像も立っていました。
上から下を見下ろしてみました。
そしてホールから出て、肖像画鑑賞をします。
ウィキペディアによると、スコットランド国立肖像画美術館には、約3千もの絵画や彫刻、2万5千枚の出版物やデッサン、そして3万8千枚もの写真を所有しているとのことです。
一度に全てが展示されている訳ではないのでしょうが、それでも沢山の絵画などが展示されているので一つ一つじっくり見て回ると結構時間がかかると思います。
生後6日後にスコットランドの王位を継承し、波乱万丈な人生を送ったメアリー1世
の肖像画など、スコットランドの著名人の肖像画、もしくはスコットランド出身の芸術家による肖像画が多く展示されています。
去年訪れた時はコロナ規制のために閉鎖されていた図書室も、既に再開されていました。
展示室を行き来するための階段スペースの窓もステンドグラスで装飾されていました。
スコットランド国立 “肖像画” 美術館なので、ステンドグラスの模様も肖像画です。
そして展示物を一通り見て回った後に、またホールに戻ってきました。
そしてホールの壁には、スコットランド国立肖像画美術館の創設者であり、この建物を美術館に寄付したジョン • リッチー • フィンドリー氏の記念碑が埋め込まれています。
立派な記念碑ですが、派手目な色使いがやっぱりスコットランドでは珍しいです。
そしてスコットランド国立肖像画美術館を後にしたのですが、
入り口前の街灯のデザインが素敵なことに気付きました。
さすが美術館の前の街灯です。
自分は絵画の鑑賞も好きですが、美しい建物や内装も大好きなので、スコットランド国立肖像画美術館は本当に楽しめました。
繰り返しになりますが、スコットランド国立肖像画美術館は、エディンバラの中心部にあって、無料で素晴らしい芸術を堪能できるので、エディンバラ旅行をされる方には是非訪れてもらいたい場所の一つです。
以上、”無料でイギリスのアートを楽しむ! 「スコットランド国立肖像画美術館」を見学する” でした。
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それではまた次回のブログで。