人生初のビジネスクラスで恐怖体験。並ばない人たち…やっぱりイギリスって…

 

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。

 

本日はエリザベス女王の国葬が無事に終了したようで何よりです。

 

でも本当に凄い数の人がエリザベス女王の弔問に訪れたみたいですね。

 

エディンバラでの弔問は7、8時間の待ち時間だったようですが、

 

ロンドンでの弔問には最長で35時間待たれた方もいらっしゃったとニュースで読みました。

 

有名サッカー選手のデイビッド • ベッカム氏も一般の弔問に参加し、女王にお別れを告げるために12、3時間列に並んだそうです。

 

もちろんエリザベス女王に人徳やカリスマがあるので、皆さん列に並ばれたのでしょうが、

 

今回のエリザベス女王の弔問のための行列のニュースを読むたびに、

 

やっぱりイギリスって並ぶことが好きな人が多いよな、

 

と改めて感じました。

 

日本も列に並んで自分の順番を待つことが当然なので、

 

並んで自分の順番を待つ

 

というのは日本とイギリスに共通する文化だと思います。

 

列に並んで自分の順番を待つことなんて、世界中の常識じゃないか!

 

と思われる方もいらっしゃるかもしれませんし、自分も当然そうだ思っていました。

 

あの恐怖体験をするまでは…

 

その恐怖体験というのは…

 

今から20年近く前になりますが、アジアのとある国へ出張に行ったときのことです。

 

自分の記事でその国に対する偏見を助長したくないので、国名は伏せさせて下さい。

 

出張の仕事自体も物凄く大変だったのですが、その国で出会った人達は皆さん温かくて、帰りの空港へ向かう車の中では、次はプライベートで旅行に行きたいな、と思うくらいでした。

 

ところがです。

 

空港について搭乗手続きをしようとしたら、ビジネスクラスだったのにも関わらず、カウンターに列が出来ていて進むのが遅い…

 

それでもその列では特に問題は生じず、自分の順番が来たときに手続きを済ませました。

 

その後、出国手続きをいつ済ませたのかは全く覚えていないのですが、(20年近く前の話なんで…) 覚えていないということは、出国手続きの際の列でも問題は無かったのだと思います。

 

ただその先が地獄でした…

 

現地のお金はメジャーな通貨では無かったので、その空港の両替所で交換しなければいけませんでした。

 

そして両替所でも列に並んで順番を待っていたのですが…

 

物凄い数のグループ旅行の人たちが 現れて自分の後ろに並び始めた…

 

と思いきや、その物凄い数の人たちが皆、

 

大人しく順番を待っていた自分を通り越して、

 

カウンターの前に陣取ってしまったのです。

 

シレッと横入りとかのレベルでは無く、皆さん

 

列で順番を待つなんて具の骨頂!

 

と云わんばかりに、前で順番を待っていた人たちを押しのけて、当然のようにカウンターに突き進んで行くのです。

 

そして皆さんが同時に両替所のスタッフの人に、

 

外貨と交換してくれ!

 

と大声で叫び始め、

 

そして更に後ろから押し寄せ続ける人たちにモミクチャにされ、

 

まさにカオス状態でした!

 

実際は50人ぐらい (もしかしたら100人ぐらい) だったと思うのですが、1000人以上がひしめき合って雄叫びを上げながら、おしくらまんじゅうをしているような感覚でした。

 

😱😱😱😱😱

 

当時の自分は、20代の婿入り前のうら若き清純な (?) 乙男でしたが、

 

ここで現地通貨を両替しないと、帰国したときにただの紙切れになってしまうので、

 

恥も外聞もなく、他のお客さんともみくちゃになりながら、声を張り上げ、両替所のスタッフさんにお金を交換してもらったことを覚えています。

 

そしてこれで終わりではありません。

 

両替するのに長時間を要してしまったので、フライトの時間が迫っていました。

 

行きはエコノミーだったのですが、帰りは “人生初” のビジネスクラスだったので、

 

ラウンジでゆったりゴージャスにフライトを待つことを妄想してワクワクしていたのですが、もちろんそんな時間はございません。

 

😭😭😭

 

ゲートに突っ走ったのですが、そこで更なる拷問が待ち構えていました。

 

搭乗前のセキュリティチェックです。

 

セキュリティチェックにも最初は順番を待つための列があったのですが、両替所にいらっしゃった順番を待たない方々がセキュリティチェックにも続々と現れて、両替所と同じように、

 

列で待っている人たちを無視して、

 

手荷物用の X 線の機械の上に勝手に荷物を乗せて、

 

更に身体検査用の X 線の機械にも好き勝手に突き進んで行きます。

 

同じようなことをする人たちがどんどん増えていくので、保安官の人たちも対応しきれずに、セキュリティチェックが全然進まないのです…

 

でも不思議なことに、保安係の人も誰一人、ちゃんと並べよ!と文句を言う人もいないんです…

 

そして人は後ろからどんどん押し寄せてくるし、

 

セキュリティチェックは全然進まないし、

 

パーソナルスペースなんてものも全く無いので、

 

またまたモミクチャにされながら、X 線の台に置いた自分の荷物が盗まれないように監視し続けなければならず、

 

その空港での2度目のカオスでした!

 

😱😱😱

 

最終的にはセキュリティを通過できてゲートにダッシュしたのですが、フライトの時間はとっくに過ぎていました….

 

😭😭😭

 

もちろんセキュリティチェック場がカオス状態だったので、自分と同じように離陸時間に間に合わなかった方が大勢いらっしゃったようなので、乗客全員が搭乗するまで離陸はしなかったので無事に飛行機には乗れたのですが、実際に飛行機に乗るまでは、

 

次はどんなカオスが待ち構えているのか…🤔

 

と、冷や冷やモード全開でした…

 

本当に、体が押し潰される!

 

😵😵😵

 

と危険を感じるほどにモミクチャにされたので、あの空港で列に並ばなかった大勢の方々に対しては、

 

怒り😡

 

よりも

 

恐怖😱

 

を強く感じました。

 

また、搭乗前の恐怖体験の思い出が濃厚すぎて、人生初のビジネスクラスの乗り心地については全く何も覚えていないんですよね…

 

そして、あれから既に約20年経ちますが、あの国にプライベートで旅行に行く気には全くなれません…

 

そういう訳で、エリザベス女王弔問のための行列のニュースを見て、

 

イギリスも色々と問題点はあるけど、きちんと列を作って並んで自分の順番を待つ人が多いってことは、

 

やっぱりイギリスって良い国なんだよな、

 

としみじみと感じました。

 

以上、「人生初のビジネスクラスで恐怖体験。並ばない人たち…やっぱりイギリスって…」でした。

 

最後まで記事を読んで下さってありがとうございます。

 

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それではまた次回のブログで。

 

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