コロナ禍で自分が失ったもの…

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。
以前、手の洗い過ぎと消毒薬の使い過ぎで手の平の皮がベリベリに剥けてしまった記事を書きました。
コロナに罹ったのに辞められないもののせいで現在辛い思いしてます…
お陰様で全快しました!
ご心配してくださった方々、本当にありがとうございました。
さて本日は自分がコロナ禍で失ったものについて書きます。
命や健康に直接関わるものではないのですが、その失ってしまったものというのは、
“情熱と行動力”
です。
人生全てのことへの情熱と行動力を失ってはいませんが、
海外旅行
への情熱と行動力が無くなってしまったのです…
自分は過去に8カ国に住んだこともありますし、30カ国以上の国に旅行したこともあるので、自分でも
“海外旅行大好き人間”
だと思っていました。
2020年にイギリスでの最初のロックダウンが終わった直後には、
海外に行かなきゃ!
リスボンで朝日の写真を撮るぞ!
という情熱と衝動に駆られて、ポルトガルのリスボンに速攻で飛んで行ったぐらいです。
そしてリスボンからイギリスに戻り、ロックダウンのせいで6ヶ月以上何も出来ない日々が続き、
あぁロックダウンが終わったらまた色々なところに行くぞ!
と頭の中で計画していたのですが、
ロックダウンが終わって何処にでも行けるようになっても、行動力が全く湧いてこないのです。
ここ行きたいな、と思ってネットで情報収集はするのですが、
チケット買ってホテル予約しても直前にコロナになったら行けなくなっちゃうし、
とか、
旅行中にコロナになったらイギリスに帰れなくなりそうだし…
など、もっともらしい言い訳を見つけて全然行動に移せません。
このままじゃ駄目だ!
と思って今年の3月にバルセロナ旅行を計画して、飛行機のチケットも買ってホテルも予約して、
バルセロナ旅行を楽しんでコロナのことなんて綺麗サッパリ忘れてやるぜ!
と自分に言い聞かせていたのですが、旅行の直前になって、
天気悪いしやっぱりコロナが怖い…
とキャンセルしてしまいました。
そして旅行に行ってもいないのに、その後イギリスでコロナに罹ってしまいましたが…
その後も5月に日本に帰省しようとしたのですが、戦争が始まってフライトルートが長くなったから、というまたもっともらしい言い訳で取り止めにしてしまいました。
日本行きを取り止めた後、
このままだと本当に何処へも行けなくなる!
と思って、急遽リスボンに旅行に行ったのですが、行く直前まで、辞めようかどうしようか本気で悩んでいました。
気力を振り絞ってリスボンに行ってみたら、友達にも会えたし、物凄く楽しかったので良かったんですけどね。
そして、
夏も何処かに行くべきかな、
と思っていたのですが、イギリスの空港でのストライキやスタッフ不足による様々なトラブルが起きていることを日々ニュースで見るので、
やっぱり今は海外旅行には行かないほうがいいよね、
と、
旅行に行けないことを残念に思うよりも、
旅行に行かないで済むことにホッとしている自分がいるのです。
コロナ前なら、
安いチケット見つけたらからここに行こう!
と率先して旅行を計画して行動に移していた自分からは考えられません。
ただ、こんな風に海外旅行への情熱や行動力を失ってしまったのは自分だけでは無いようです。
今年の夏のイギリスの空港はどこも非常に混み合っていたようです。それなのでイギリスの人たちは皆、コロナ禍でどこにも行けなかった鬱憤を晴らすために海外に行きまくっている人が多いようにみえたのですが、
自分のパートナーも海外旅行に億劫になっているし、毎年何度も海外旅行に行っていた複数のイギリス人の友人たちも海外旅行には全く行かなくなってしまっています。
これって自分の周りの人たちだけなのかな?
以前の記事でも触れましたが、秋に日本に帰省する予定で既にチケットも買ったのですが、買うまでにも、帰省しようかどうか散々迷い続けました。
家族や友人たちには物凄く会いたいので日本に帰省したいという思いは死ぬほど強いのに、飛行機に乗って海外に行くということに物凄く億劫になってしまったのと、正直飛行機に乗るのが怖くなってしまいました…
海外旅行大好き人間だった昔の自分からは想像も出来ません…
40代の貴重な2年が奪われ、その上大好きだった海外旅行への情熱と行動力まで失ってしまい、本当にコロナのバカヤローです。
自分のコロナは軽症で済み、今のところ家族や友人も皆無事なので非常に感謝しているのですが、自分がコロナ禍以前に長い間楽しんできたものがコロナ後に上手く楽しめなくなってしまったのはやはり悲しいです。
しばらくすればまた昔のような海外旅行に対する情熱や行動力が戻ってくると良いのですが…
取り敢えず秋の日本帰省は無事に決行できるよう頑張ります!
以上、「コロナ禍で自分が失ったもの…」でした。
最後まで記事を読んで下さってありがとうございます。
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それではまた次回のブログで。