エリザベス女王の葬列の軌跡をたどる。ホリルードハウス宮殿からロイヤル・マイルを通ってセント • ジャイルズ大聖堂内部まで (写真多め)

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。
さて本日は、3日前のエディンバラでのエリザベス女王の葬列が行われたロイヤル・マイルを歩いて沢山写真を撮ってきましたので、皆さんにお見せしたいと思います。
ロンドンに先駆けて行われたエディンバラでのエリザベス女王の葬列をテレビでご覧になって、
エリザベス女王の棺を乗せた車が通るロイヤル・マイルに立ち並ぶ美しい建物や街並みにご興味持たれて、
いつかロイヤル・マイルに行ってみたい、
既にロイヤル・マイルを歩いたことはあるけどもう一度行ってみたい、
と思われた方も大勢いらっしゃるのではないかと思います。
今回の記事が、そんな方々のご参考になれば嬉しいです。
それでは始めます。
まず、こちらが葬列の1日前にエリザベス女王の棺が安置されていたホリルードハウス宮殿で、葬列のスタート地点になります。
普段は有料で中を見学出来るのですが、今日はまだ一般の人は入れないようです。
エリザベス女王の公式レジデンス「ホリルードハウス宮殿」を見学
生前のエリザベス女王が公務でスコットランドにいらっしゃたときは、この宮殿に滞在されていました。
宮殿のゲート横には小さな庭があって、そこに沢山の献花が添えられていました。
宮殿の前からは、
南側にアーサーズ • シートを眺めることができます。
感動もののエディンバラの絶景を堪能しまくり! 「アーサーズ • シート」
そしてホリルードハウス宮殿の前には、近代的な建物があり、
この建物は、スコットランドの国会議事堂です。
建物の前には、ユニオンジャック、スコットランドの国旗、EUの国旗が全て反旗で掲げられていました。
そしてロイヤル・マイルを歩きます。
エディンバラには坂道が多いのですが、ロイヤル・マイルも傾斜のゆるい坂道です。
ロイヤル・マイルの両サイドには古く趣のある建物が立ち並んでいます。
道路がアスファルトではなく、車も通らなかったら、本当にいつの時代にいるのか分からなくなりそうな雰囲気です。
ユニークなデザインと赤いドアが特徴的なキャノンゲート教会。
この教会にある墓地には、スコットランドにおける宗教改革の中心人物、ジョン・ノックス牧師が埋葬されています。
黄色の建物がエディンバラ博物館で、
こちらも “The People’s Story Museum” という名前の博物館。
物凄く美しい建物です。
小雨が降り始めたので雨宿り。
エディンバラ散策には雨はつきものです。
本降りにはならなそうなのでエリザベス女王葬列の軌跡たどりを続行します。
この辺りは観光客の数も多いので、お土産屋さんやカフェが多いです。
スコットランドのお土産屋と言えば、のショートブレッドと、
美味しそうなケーキ、
には目も振らず歩き続けます。
そしてこちらは少し前の記事で紹介したカフェ、Rock Salt Cafe がある通り。
【食レポ】エディンバラ1番の観光スポットのど真ん中にあるのにお手頃価格で美味しいお店 「Rock Salt Cafe」
そしてこの、天辺のデザインがとても美しい建物の前を通り過ぎて、
すぐのところに、
上に書いた、ジョン・ノックス牧師が暮らされていた家、ジョン・ノックス • ハウスがあります。
ジョン・ノックス • ハウスは上の写真の中央左の外壁が白く塗られた建物です。現在はこちらも博物館です。
エリザベス女王の葬列の時に、自分はこの近くに陣取ることができ、エリザベス女王の棺を至近距離で拝見することができました。
ここまで来れば、エリザベス女王の棺が運ばれて、チャールズ新国王を含む英王室メンバーによる、女王のための追悼の儀式が行われたセント • ジャイルズ大聖堂は目と鼻の先です。
この辺りにはレストランやパブが多いです。
こちらの建物も大変美しいです。
そして少し大きな道を渡ります。
大きな道を渡った後は、石畳の道になるので、”中世ヨーロッパの街並み度” が上がります。
少し歩いて振り向くと、
これまで歩いてきた道の先に海が見えます。
ロイヤル・マイルでは路上パフォーマンスを行う人も多いです。
今日も誰かがパフォーマンスをしていて人だかりが出来ていました。
そしてこちらが、有名な経済学者、アダム・スミスの銅像で、
その奥に見えるのが、セント • ジャイルズ大聖堂です。ちなみにアダム・スミスはスコットランド出身です。
セントジャイルズ大聖堂の横を歩いて、正面に出ます。
荘厳な佇まいでかなり大きいので迫力がある建物です。
通常通り開いていたので中に入ってみます。
そして中は神聖で厳かな雰囲気です。かなり大勢の見学者がいましたが比較的静かです。
ほんの3日前にここで世界中の人が注目する儀式が行われていたと思うと、少し緊張してしまいました。
ステンドグラスも本当に美しすぎます。
スコットランドでエリザベス女王を最後に見送る場所として選ばれて当然だと思いました。
そしてセント • ジャイルズ大聖堂を出ると、大聖堂の前にある裁判所の建物の前で、
スコットランドの民族衣装に見を包んでバグパイプを演奏されている方がいらっしゃいました。
心にダイレクトに響くバグパイプの音色を聞いてしまったので、少し感傷的な気持ちになってしまいましたが、写真も沢山撮れたので本日の散策は終了です。
ちなみに今回の所要時間は、ホリルードハウス宮殿の周りを少し歩いたり、セント • ジャイルズ大聖堂内の見学時間も合わせて丁度1時間ぐらいでした。
以上、「エリザベス女王葬列の軌跡をたどる。ホリルード宮殿からロイヤル・マイルを通ってセント • ジャイルズ大聖堂の中まで (写真多め)」でした。
最後まで記事を読んで下さってありがとうございます。
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それではまた次回のブログで。