【唯一無二の観光名所!】エディンバラ、「ロイヤル・マイル」の見どころ14箇所をご案内

この記事では、エディンバラで一番の観光名所と言っても過言ではない「ロイヤル・マイル」の見どころ14ヶ所を、沢山の写真とともに案内しています。
こんにちは。エディンバラのタコヤキです。クリスマス休暇も終わり、エディンバラの中心部も少し静かになりました。
さて今回は、中世ヨーロッパの雰囲気がそのまま残る「ロイヤル・マイル」を端から端まで歩いてきましたので、その見どころを14ヶ所、皆さんにご案内したいと思います。今後エディンバラを旅行される際のご参考になれば、と思います。
1.ロイヤル・マイルの概要
ロイヤル・マイルは、ユネスコ世界遺産にも登録されているエディンバラ旧市街に位置し、西端のエディンバラ城と東端のホリルードハウス宮殿を結ぶ、約2キロの主要な通りです。石畳の道の両サイドには古い石造りの建物が立ち並び、中世のヨーロッパの街を歩いているかのような気分にさせてくれます。
2.エディンバラ城
今回は、西端のエディンバラ城からスタートです。
エディンバラ城は有料で入場することも出来ますが、エディンバラ城の前を歩くだけでもエディンバラ城の迫力を十分に味わうことが出来ると思います。
エディンバラ城前の広場からの眺めも良く、南側にはエディンバラ旧市街全体を眺めることができ、
北側には、エディンバラ新市街やフォース湾を望むことができます。
ロイヤル・マイルの入り口に立ち並ぶ建物は面白い形をしています。
それでは、エディンバラ城前の広場を抜けて、ロイヤル・マイルを歩きます。
上の写真のほぼ中央に見える、背が高く、先端が尖った建物は、
「Tolbooth Kirk 」という名前の教会の建物です。
通常だとこの辺りで、スコットランドの民族楽器、バグパイプを吹いている方がいらっしゃるのですが、この日はいらっしゃいませんでした。
バグパイプの独特な音色を聴きながらロイヤル・マイルを歩くと、自分が映画の舞台の中を歩いているかのような、非日常的な感覚を覚えることができます。
下の写真に見える黒いバスは、エディンバラに沢山あると言われる “お化けスポット” を巡る 「Edinburgh Ghost Bus Tour」 のバスです。
3.作家ミュージアム
Tolbooth Kirk の直ぐ近くに、Lady Stair’s Close という小道があります。ちなみに “Close” というのは小道という意味です。
小道の先には、ハリー・ポッターにそのまま出てきそうな、作家ミュージアム (Writers’ Museum) の建物があります。
このミュージアムには、3人のスコットランドの著名な作家にまつわる物品が展示されており、入場料は無料です。ただ、コロナによる規制が始まって以来、閉鎖されたままです。
ミュージアムの中に入れなくても、建物の外観と神秘的な雰囲気が十分に魅力的なので、建物だけを見学する旅行者も多いです。
そしてまた、ロイヤル・マイルに戻ります。
4.セント • ジャイルズ大聖堂
“イギリスと言えば”、の赤い公衆電話ボックスの先にある交差点を超えた先には、荘厳な建物が一際目立つ、セント • ジャイルズ大聖堂があります。
12世紀頃に原型が建てられたそうですが、何度も改修や増築が行われ、現在の形となったそうです。
大聖堂の中に入ることもでき、中では美しいステンドグラスを楽しむことが出来ます。
5.ハート • オブ • ミドロージアン
また、大聖堂の入口付近の歩道にはハートのモザイク模様が施されています。
このハートの模様にはハート • オブ • ミドロージアンという名前がついており、通りすがる地元の人がハートの上にツバを吐き捨てているのをよく目撃します。
なんでも、ここにツバを吐き捨てると幸運を呼び寄せることが出来るらしいです。しかし、この風習の由来は、かつてこの場所にあった The Old Tolbooth という公共施設で公開処刑が行われており、その The Old Tolbooth に対する軽蔑の意味で、人々がこの場所にツバを吐き捨てるようになったことだそうです。
6.アダム・スミス像
そしてセントジャイルズ大聖堂の前には、スコットランド出身の著名な経済学者、アダム・スミスの銅像があります。
7.Advocate’s Close からの眺め
セント • ジャイルズ大聖堂の直ぐ近くに、「Advocate’s Close 」という名前の薄暗い小道があるのですが、
その小道から覗く眺めが独特な雰囲気なので、ここで写真を撮っている旅行者が多いです。
ちなみに、上の写真の奥に見える尖った建物はスコット • モニュメントです。
そしてまたロイヤル・マイルに戻って東に向かって歩きます。道の先に小さく海が見えます。
三子の公衆電話が仲良く並んでいます。
8.コックバーン • ストリート
公衆電話を超えて少し歩くと、左側にコックバーンストリートというメルヘンチックな建物が建ち並ぶ坂道があります。
今回は行きませんでしたが、坂道を下り始めてすぐの場所にある、一階に「The Milkman 」というカフェが入っている建物のデザインが物凄く可愛いです。
そしてまたロイヤル・マイルに戻ります。
ロイヤル・マイルと交差するGeorge IV Bridge という名前の通りを渡ると、
道幅が狭くなり、坂も少し急になります。
9.ジョン • ノックス • ハウス
坂を下り始めて直ぐのところに、スコットランドの著名な牧師、ジョン • ノックス(John Knox) が住居として使用していた建物があります。
この建物の外観は非常にユニークです。
現在はミュージアムとして使用されており、中には有料で入ることが出来ます。
ジョン・ノックス • ハウスの近くには、一年中クリスマスの飾りを販売しているお店もあって面白いです。
古く情緒ある建物を眺めながら坂道を下ります。
10.Tolbooth Tavern
ジョン・ノックス • ハウスから5分程歩いたところに、特徴的な外観の古く美しい建物があります。
ちなみに、この建物は1591年に建てられたとのことです。
この建物の1階には「Tolbooth Tavern」という名前のパブが入っています。
また、同じ建物内の Tolbooth Tavern の横には、「The People’s Stories Museum」というミュージアムも入っていて、通常なら無料で入場できるのですが、コロナ感染防止の規制が発令されてから以降は閉鎖されたままです。
11.キャノンゲート教会
Tolbooth Tavern が入っている建物の横には、17世紀後半に建設されたキャノンゲート教会 (Canongate Kirk) があり、前述した経済学者、アダム・スミスもこの教会の墓地で安眠しています。
5月上旬には教会の庭の桜が咲き、華やかになります。
12.エディンバラミュージアム
そして道路を挟んだキャノンゲート教会に向かい側には、黄色の外壁が特徴的なエディンバラミュージアム (Museum of Edinburgh) があります。
こちらも入場料無料で、現在も開館しています。
13.ダーバンズ • クローズ庭園
そしてまた坂道を下って少し歩くと、左側に Dunbar’s Close Garden という庭園があります。
この日は閉まっていました。この庭園はそんなに大きくないですが、可愛いイギリス式庭園の雰囲気を味わうことができます。春から夏にかけては庭園内に色々な花が咲いています。
14.スコットランド国会議事堂
そしてまた坂道を下ると、右側にモダンな建物があります。
こちらはスコットランド国会議事堂です。
ロイヤル・マイルには、古い建物ばかりなので、突然モダンな建物が現れるので、少しビックリするかもしれません。
15.ホリルードハウス宮殿
そしてスコットランド国会議事堂の直ぐ目の前には、現イギリス女王のスコットランドでのオフィシャル住居である、ホリルードハウス宮殿があります。
ホリルードハウス宮殿が王室によって使用されていない時は、有料で中を見学することもできますが、外から見るだけでも十分に素敵です。
ご参考までに、ホリルードハウス宮殿内を見学した時に書いた記事のリンクを貼っておきます。↓
ホリルードハウス宮殿の南側には、人気観光スポットのアーサズ • シートを眺めることが出来ます。
以上がロイヤル・マイルの見どころ14箇所の案内となります。
16.所要時間とまとめ
どこも見物しないでロイヤル・マイルの端から端までをスタコラ歩くだけなら30分ぐらいしかかかりませんが、エディンバラ城やホリルードハウス宮殿を始めとする入場可能な場所の全てに入って、中を入念に見て回ろうとするなら、丸々1日あっても足りないかもしれません。
ちなみに今回の記事を書くために自分がエディンバラ城からホリルードハウス宮殿までを歩いた際は、それぞれの見どころの外観写真を撮っただけで、どこにも入場せず、だいたい45分ぐらいかかりました。
ロイヤル・マイルでは、本当に中世ヨーロッパの通りを歩いている気分が味わえますので、エディンバラに旅行される際は、是非歩かれることをオススメします。
最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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それではまた次回のブログで。