住む場所が無い!

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。
最近は気温も10度前後で、本当に冬が到来したエディンバラだったのですが、今日は突然気温が18度まで上がり、結構温かいです。どうせまた直ぐに冬が戻ってくるんでしょうけどね…
さて最近のエディンバラなんですが、住む場所が無いようなんです。
というのも、ロックダウンの真っ最中はオフィスもお店も全部閉鎖されていたので、家賃の高いエディンバラから住人が流出していましたが、コロナ感染防止のための規制がほぼ全て解除された現在は、中心部のお店やオフィスで働く人も急増し、エディンバラにまた沢山の人が戻ってきているからのようです。しかも一気に。
また、ロックダウン中は大学もオンライン授業が大半を締めていたのですが、現在では通常の対面の講義も増えたたため、これまでは実家でオンライン講義を受けていた大学生たちもまたエディンバラに戻って来ています。エディンバラは人口約50万人の街ですが、大学は4つもあり、人口に占める学生の数が多いです。
そういう訳で、エディンバラに戻って来る人の数が急増し、エディンバラの住宅の需要が供給を著しく上回り、賃貸物件の数が激減し、エディンバラに引っ越してくる人の住む場所が無くなっているようなのです。
今朝、イギリス最大手の物件探しサイト、「rightmove.com」 を見たところ、エディンバラ中心部の賃貸物件は77物件しか掲載されていませんでした。
コロナが始まる前、そしてEU英国離脱前の、エディンバラに引っ越してくる人が多かった時ですら、同サイトには、常時400〜500賃貸物件程が掲載されていましたし、ロックダウン中には1000物件ぐらい掲載されていたので、現在の賃貸物件の供給数が激減したのは一目瞭然です。
需要が供給を大幅に上回っているので、もちろん家賃も急騰しています。また、賃貸契約を成立させるために、大家さんの希望家賃を上回る家賃を支払うことを掲示する人もいるそうです。今日読んだ地元のニュースサイトの記事によると、大家さんの希望家賃が一月1800ポンド (約27万3千円) の物件に、賃貸希望者が一月2800ポンド (約42万5千円) を提示して成約に至ったということもあったようです… スゲェ…
同じ記事内には、一つの賃貸物件に600件以上の問い合わせがあったことなども書かれていました。
最近のイギリスでは、コロナのニュースに代わって、深刻なガソリン不足や人材不足、物価の上昇がニュースを賑わせています。その上エディンバラでは住宅不足…
自分も、来年の賃貸契約更新時には家賃がかなり上がるのではないかと思うと、今から憂鬱な気分になります…
せっかくコロナが少し落ち着いてきたのですが、イギリスにはなかなか平穏な日々が戻って来ません…
以上、”住む場所が無い!” でした。
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それではまた次のブログで。