夏のイギリスでの恐怖体験。寝室から聞こえてくる謎の音の正体とは…

 

こんにちは。

 

8月も中旬に入り、地球の北半球の多くの場所では夏真っ盛りのようですが、エディンバラではそろそろ秋が始まりそうな雰囲気です。

 

さて本日は、先日エディンバラの自宅で恐怖体験をしたので、それについて書きたいと思います。

 

その日の午後7時半頃に寝室に入ると、

 

ピチャッ、ピチャッ…

 

と水がこぼれて何かに当たっているような音がしていることに気づきました。

 

外を見ても雨は降っていないので、上階の住人が飲み物の缶か何かを倒して、床に飲み物がこぼれ落ちているのかと思いました。今のフラット (日本のマンションやアパートのこと) も防音に乏しいので、上階の音がかなり聞こえるんですよ…

 

でも、上階の音というよりは、もう少し近くで水がこぼれ落ちているような感じでした。

 

もしかしたら自分の寝室の天井の上に水が漏れているのかもしれないと思って、天井を見上げて見たのですが、天井の上に水が当たっているにしては音が小さすぎます。

 

変だな、と思いながらクローゼットのドアを開けてみると…

 

ギャーッ!

 

と思わず悲鳴を上げたくなるような光景でした…

 

クローゼットの天井から水が降っていて、しかも自分の服とか革靴の上に降り注いでいます!

 

今回の恐怖体験というのは、寝室のクローゼットの天井からの水漏れのことです。

 



 

ピチャッ、ピチャッ

 

という音は、クローゼットの天井から降る水が、クローゼット内の棚に当たる音でした。

 

慌ててクローゼットに入っているもの全てをクローゼットの外に出しました。

 

お気に入りのバッグなどは全く濡れていなかったのが不幸中の幸いです。

 

「バッグちゃんたち、君たちが無事で良かった!」

 

と思わず頬ずりしたくなりましたが、そんな余裕はありません。

 

クローゼットの中に暖房や水を温めるためのボイラーが設置されているのですが、ボイラーには水がかかっていなかったのでホッとしました。

 

ボイラーは電気とガスで作動しているので、水がボイラーの上にかかっていたらどんなことになっていたかは想像もしたくないです…

 

ただ、水漏れは続いているので念の為ボイラーのスイッチは切っておくことにしました。

 

水漏れが起きている箇所の下にバケツを置いて、水漏れが起きている箇所をまじまじと観察していると、水が漏れるスピードがどんどん加速するのとともに、水漏れの範囲もどんどん広がっていきます…

 

恐らく上階からの水漏れなので、上階に行ってドアをノックしたのですが、誰も出て来ません…

 

でも、上階の足音は聞こえていたので誰かがいるはずです。それなので、ドアをノックし続けました。

 

すると上階の住人が出て来たので、事情を説明しました。上階の住人は、自分には水漏れの原因が分からなので、こういうことに詳しい家族に連絡する、ということになりました。

 

一旦自分の家に戻ってクローゼットの天井を見ると、水が漏れている場所が更に広がっています… 自分のバケツだけでは水漏れの範囲が広すぎてカバーできないので、また上階に行ってバケツを貸してもらい、取り敢えず水漏れは全てバケツで受け止められるようにしました。

 

待つこと30分ぐらいで上階の住人の家族の人が来て、上階に上がっていき、何やら作業している音が聞こえ、しばらくすると自分の家のドアがノックされました。

 

家族の人が、水漏れの場所を見せて欲しいと言うので、寝室に通しました (彼はもちろん土足のままです…)

 

彼が言うには、

 

上階のトイレの水が漏れていて、その水が自分の家の浴室の天井を通って寝室のクローゼットの天井の一番薄い部分を突き破ってクローゼット内に漏れ始めたに違いない、

 

とのことです。

 

げっ、トイレの水かよ!

 

と思い、

 

「トイレの水って、汚水ってこと?」

 

と聞くと、

 

「トイレのタンクに給水する水道管の漏れだから心配しないで!」

 

と、彼は慌てて付け足しました。

 

これも不幸中の幸いです。汚水だったら服も靴も全て捨てることになっていたと思います。

 

既に水漏れが起きている水道管の元栓は止めたから、しばらくすれば水漏れは止まるはずだけど、自分は水漏れの専門家では無いから、もしかしたら水漏れは止まらないかもしれない、とも言われました。

 

そして、別の原因が無いか調べてみるから、また後で戻って来ると言って、上階に上がって行きました。

 

彼が上に戻った後も水漏れは続きましたが、15分ぐらいすると漏れる水の速度が遅くなっていき、30分程で漏れが止まりました。

 



 

やれやれ…

 

です。

 

しばらくすると彼がまたやってきて、水が止まっているのを確認し、

 

「やっぱりあの水道管だった。明日、専門家を呼んで修理させるから、迷惑かけて悪かったね、ごめんね。」

 

と言って、帰って行かれました。

 

水道水で水に色も臭いもなかったし、結構早く気づいたので、革靴も物凄く濡れた訳でもなく、服も洗えば良いので、夕食を食べるのが9時半頃になった以外には被害は無かったので、特に損害賠償などの話をする必要も無くて良かったです。

 

ただ、自分たちが旅行にでも出ているときに水漏れが起きていたら、シャレにならないことになっていただろうなと思って、ゾーッとして冷や汗をかきました… 

 

翌日、上階で誰かが作業していたようなので、水道管の水漏れは修理されたようです。

 

あれから1週間近く経っていますが、今のところは水漏れは再発していません。しかし、寝室で小さな物音を聞くと、また水漏れしているんじゃないかと不安になってクローゼットの中を確認せずにはいられなくなってしまいました…

 

でも本当に全く実害が無かったので良かったです。

 

以上、エディンバラでの恐怖の水漏れ体験でした。

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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それではまた次のブログで。

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