同性カップルとティーン・エイジャーの再会 ~ 更にイギリスを好きになりました

こんにちは
今日のエディンバラは朝から雨です。しかも日中の気温も13度までしか上がらず、冬の寒さです。
あまりに寒いので、昨日ベッドに入ってから気づかないうちに半年ぐらい熟睡してしまい、実は今は2022年の1月じゃないかと思ってスマホのカレンダーをチェックしたのですが、間違いなく2021年の7月31日です… 7月の終わりで既に冬に突入するエディンバラ。恐るべしです…
さて今日は、イングランドに住む友人家族がエディンバラに旅行で来たので、4年ぶりに会ってきました。
久しぶりに友人家族と会うことは物凄く楽しみだったのですが、一つだけ気になることがありました。
その気になることというのは、彼らの長男、C 君 (仮名 ) のことです。C 君のことは彼が生まれた時から知っていて、彼と4年前に最後に会ったときは9歳でした。その時は、自分とパートナーの関係について何の疑問も抱かずに、普通にオジサン二人として接してくれていました。
ところが彼も既に13歳とのことで、自分とパートナーが同性カップルだということを認識しているはずです。
もし自分が13歳の時に、親の友人の同性カップルが目の前に現れたらどうするかを考えてみたところ、仮にその人たちを昔から知っていたとしても、戸惑ってどう対応したら良いのか分からずに、恐らく素っ気ない対応をするか、ガン無視を決め込むかのどちらかだったかと思います。もしくは同情して不自然なまでに優しくしちゃうとか…
それなので、彼にも無視されたり、異様なまでに気を使われちゃったりしたらどうしよう、と心配でした…
ただ、イギリスでは LGBTQ に対する偏見を無くすように、早い時期から LGBTQ に関する教育が行われているとも聞いていたので、もしかしたら、彼は昔と変わらず、普通に接してくれるかもしれないという期待もありました。
そして今日、エディンバラで友人家族と再会し、C 君の自分たちへの接し方がどうだったかというと….
自分とパートナーへの彼の接し方は、以前と全く変わリませんでした!
彼が無視してきたらどうしよう… なんて考えていた自分のほうが、実は偏見の持ち主だったようです…
彼は、学校のことを話してくれたり、日本のコロナの状況について聞いてきたり、全く普通に会話をして、一緒に楽しい時間を過ごすことが出来ました。自分とパートナーが同性カップルであることを全く気にしていないようでした。
彼がイギリスのティーン・エイジャー全体を代表をしている訳ではないし、学校以外の家庭での教育も大きく影響し、彼自身が素晴らしい性格の持ち主であることが一番の理由だと思いますが、一番多感な時期であるはずのティーン・エイジャーが全く何も気にしないで同性カップルと普通に接するイギリスは、やっぱり LGBTQ に関して進んでいるな、と関心し、今まで以上にイギリスを好きになりました。自分がティーン・エイジャーだった頃からは考えられません。
LGBTQ の人たちが普通の社会の一員としてみなされる日もそんなに遠くはないんじゃないだろうかと、彼の自分たちに対する接し方から希望を持たせてもらいました。
C 君、ありがとう。
以上、友達家族との再会でした。
今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。
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それではまた次のブログで。
こんにちは。
次に行ってみたい国がスコットランドで、楽しく拝見させていただいております。
今まで、パートナー=女性って思いこんで読んでいました。
今回の記事を読んで、「あー私って、すでに偏見持ってるじゃん。」と気が付かされました。
以前、カナダに旅行してちょうどプライドパレードに近い日だったので、世界中からいろいろな人が来ていて、
なんて開かれた国なんだって思って、私もちゃんと理解しなくちゃって思っていたのと、母にその話をしたら、
「いやだ。同性カップルばっかりになったら、子供が減っちゃう。」なんて、ばかげたことを言っていて、
考え方が古い!って思っていたのに…。
やはり教育って大切ですね。
ありがとうございました。
また、訪問させていただきます。
こちらこそ暖かいコメントありがとうございます。
Renaさんがおっしゃる通り、教育って本当に大切ですよね。ありがたいことに、最近では沢山の国でLGBTQに対する認識が進んでいるので、物凄く良い傾向だと思います。
早くコロナが収束して、また自由にスコットランド旅行が出来るようになると良いですね。Renaさんがエディンバラ旅行をされる際に参考になるような情報が載せられるように頑張りますので、これからもよろしくお願いします。