「これってアジア人差別かも?」と思ったこと

 

こんにちは。

 

今日のエディンバラは晴天でしかも暖かく、なんと今年に入って2度目のTシャツ一枚で外出です!

 



 

そして今日は、道を歩いていて全く知らない女性から、「バカ」と通りすがりに言われてしまいました…

 

通りすがりというよりは、その女性が自分を後ろから追い抜くときに、低いドスの利いた声で「Stupid = バカ」と呟いて歩き去って行ったのです。

 

チラッと見ただけですが、その女性は20代後半ぐらいの全く普通の外見の白人女性でした。

 

言い返して喧嘩にでもなったら、本当にバカになってしまうので特に何も言い返しませんでしたが、広い歩道を自分も普通に歩いていて、道を塞いでいた訳でも無かったので、彼女が何故自分に「バカ」と言ったのか全く理解できませんでした…

 

もしかしたらコロナが始まってから話題になっている「アジア人ヘイト」なのかな?とも思ったのですが、彼女は自分の後ろ姿しか見ていないはずなので、自分がアジア人だと分からないはずだし… でも、横顔とかを見た可能性もあるし、なんかハッキリしなくてモヤモヤします。

 

今日「バカ」と言われた理由が、アジア人に対する差別的なものかは分かりませんが、コロナが始まって以来、複数の国でアジア人に対する差別が酷くなっていると、ネットニュースで頻繁に目にします。

 

そういう訳で今回は、コロナが始まって以降、エディンバラでアジア人差別を経験したか、について書きたいと思います。

 

まず、自分がエディンバラに引越してきてから、アジア人という理由で差別的な態度を取られたことがあるか、について考えてみたのですが、

 

「アジア人は出ていけ!」

 

のような酷い言葉を投げかけられたり、暴力沙汰に巻き込まれそうになったことは今のところゼロです。

 

しかし、今日知らない女性から「バカ」と言われたことのように、

 

「もしかしたらあれはアジア人差別だったのかな?」

 

という微妙な事象は約1年半弱のエディンバラ生活の中で2回ほどありました。

 

一度目は、コロナが始まって間もない去年の2月頃のことです。

 

レストランの中で座っていたら、二人連れのお客さんが入ってきて、自分の近くの席に通されました。そのお客さんは最初はそこの席に座ったのですが、自分がそこにいることに気付いた後、速攻で店を出て行ってしまいました。もしかしたら別の理由で店を出たのかもしれませんが、時期が時期だったので、

 

「彼らはきっとアジア人に近寄りたくないんだろうな」

 

と感じずにはいられませんでした。

 

そして2度目は、最初のロックダウンが始まった3月か4月頃、パートナーと一緒に散歩をしていた時のことです。

 

歩道を歩いていて、向かいから初老の品の良さげな身なりの杖をついた女性が歩いてきました。パートナーが彼女のために道を開けようとしたところ、杖を自分たちに向けて振りながら、

 

「あっちにいけ!」

 

と物凄い剣幕で自分たちに怒鳴り始め、パートナーが道を開けても通りすがりながら文句を言い続けていました。

 

自分的には、ただの頭の少しおかしな人だと思ったのですが、イギリス人のパートナーは、自分がアジア人だからああいう横柄な態度に出たのだろう、と言っていました。

 

エディンバラで、「もしかしたらあれはアジア人差別だったのかな?」と感じたのはこれだけで、幸いなことに、今のところは “実害のある差別” は経験していないです。

 

ただ、どこかの国でアジア人が差別されたり暴力を受けたりしたとネットのニュースで読むと、悲しくなるのと同時に不安を感じずにはいられません。

 

何とか上手い対策が見つかると良いのですが… 

 

以上、コロナが始まった後に自分がエディンバラで経験した「もしかしたらアジア人差別かも」という事象についてでした。

 

きょうも最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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それではまた次のブログで。

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