ゴルフの発祥地「セント・アンドリュース」の旅行記

 

 

この記事はエディンバラ近郊の街、セント・アンドリュース (St. Andrews) に行ったときの旅行記です。自分が食事をしたレストランや主な観光スポットを沢山の写真と地図付きで紹介していますので、今後セント・アンドリュースにご旅行される方のお役に立てれば嬉しいです。

 



 

1.セント・アンドリュース日帰り旅行

 

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。

 

今回自分が行ってきたのは、セント • アンドリュース (St. Andrews) という名前の海沿いの街です。

 

 



セント • アンドリュースはイギリスのキャサリン妃とウィリアム王子が出会った場所としてイギリスでは有名な街です。

 

お二人はこの街にあるスコットランド最古の大学、「セント • アンドリュース大学」に在学中に知り合ったそうです。

 

また、セント • アンドリュースはゴルフ発祥の地なので、ゴルフが好きな方の間では昔から良く知られた街です。

 

今日は、自分もロイヤルファミリーの一員とどうにかして知り合えないものかと思ってセント • アンドリュースに来ました。さてどうなることでしょう…

 

というのは冗談で、自分のパートナーもセント • アンドリュース大学の卒業生なので、20年以上ぶりに学生時代を過ごした街を見に行きたい、ということになり、今回行くことになりました。

 

2.道中の風景

 

普段ならエディンバラからセント • アンドリュースまでは車で1時間半もかからないようなのですが、今日は週末で天気も最高だったので道が非常に混んでいて、2時間近くかかってしまいました。

 

でも途中のスコットランドの自然豊かな景色には癒やされまくりました。

 

 

車中から見えた黄色の花が一面に広がるアブラナ畑も素敵でした。

 

 

そしてセント • アンドリュースに到着です。

 

 

到着するのに予想以上に時間がかかってしまい、ランチの予約時間に危うく遅れてしまうところでした。

 

3.レストラン

 

そして今日のランチは「The Dolls House」というレストランです。

 

 

内装はキュートです。

 

 

 

そして今日頼んだ料理はこちら。

 

 

サンデーローストです。イギリスでは、日曜日にローストされた肉や野菜を食べる習慣があり、多くのレストランでサンデーローストというメニューを出しています。

 

今日はローストビーフとローストポークでした。

 

もちろんローストされた野菜もついてきます。

 

 

皿の奥にのっているのはヨークシャープリンというパンのような食べ物で、一般的なレストランでローストビーフを頼むと一緒についてくることが多いです。

 

 

肉も野菜も大変美味しく、しかも量が多かったのでめっちゃ満腹になりました。

 

サンデーローストは一人分が18ポンド  (現在のレートで約2800円) ですが、二人分を頼むと少し割り引かれて合計34ポンド (約5300円 ) になります。

 

スタッフの方もフレンドリーなので、セント • アンドリュースにいらっしゃる機会があれば、是非オススメのレストランです。

 



 

超満腹になった所で、セントアンドリュースの街歩きです。

 

 

セント • アンドリュースは学生街なので、大学の校舎や関連する建物が散在しています。

 

こちらは神学部と医学部の建物。

 

 

街は人で溢れていましたが、大学は既に夏休みに入っていて、多くの学生さんは地元に帰ってしまっているはずなので、皆さん旅行者のようです。

 

 

 

セント • アンドリュースにも、エディンバラのように、古くて荘厳、でもどことなく愛らしい建物が多いです。

 

 

 

 

ピンクのドア枠がかわいいです。

 

 

 

4.セント・アンドリュース大聖堂跡地

 

そしてセント • アンドリュースの見どころの一つ、セントアンドリュース大聖堂の遺跡に向かいます。

 

 

こちらが大聖堂の遺跡です。

 

 

安全のため、敷地内には入れませんが、外から見るだけで充分です。

 

 

セント • アンドリュース大聖堂は1158年にカソリックの大聖堂として建てられたのですが、16世紀にカソリックの集会が禁止され、それ以降は使われることが無くなって廃墟になってしまったそうです。

 

 

 

大聖堂近くの小道を少し歩くと…

 

 

崖の上から北海が眺められるスポットに出ます。

 

 

5.セント・アンドリュース城遺跡

 

そして横を向くと、左手にこれまたミステリアスなセント • アンドリュース城遺跡が見えます。

 

 

セントアンドリュース城の遺跡も歴史を感じます。

 

 

セント • アンドリュース城は13世紀に司教の住居として建てられたのですが、嵐、フランス軍艦の攻撃などからダメージを受けて使用できなくなり、廃墟となってしまったそうです。

 

 

ここも通常は有料で中に入れるようなのですが、現在は閉鎖されていました。でも敷地の外からでも充分に迫力を味わうことが出来ます。

 

 

セントアンドリュース城の近くにファサードに蔦が絡まった美しい家がありました。

 

 

こちらの美しい建物はセントアンドリュース大学の校舎の一つです。

 

 

こちらも校舎。

 

 

こちらも。

 

 

6.セント・アンドリュース大学メインキャンパス

 

そしてここがセント • アンドリュース大学のメインキャンパスになります。

 

 

メインキャンパスも美しいですね。

 

 

庭の芝生にはハートが描かれていました。

 

 

大学のメインキャンパスを出て、もう一度街をぐるりと歩きます。

 



 

赤い双子のドアを発見したり、

 

 

ユニークなデザインの映画館、

 

 

そして天辺が面白い形の建物があったりと、

 

 

建築物好きな自分には歩いているだけで非常に楽しめる街でした。

 

 

そして本日最後に訪れたのは、スコットランドで一番不動産価格が高いと言われている「GOLF PLACE 」という通りです。

 

 

ここにある「Hamilton Ground」というビクトリアン様式のフラット (日本で言う マンションやアパートのこと) は、イギリスの高級紙タイムズの2019年9月27日の記事によると、1物件が平均で195万ポンド (現在のレートで約3億円) もするそうです。

 

 

7.世界最古のゴルフコース「Old Course 」

 

この建物の前には、世界最古のゴルフコース「OLD COURSE 」があります。このコースでは世界的に著名な方がプレイされることもあるそうです。

 

 

 

そしてこの物凄く高い住居に誰が住んでいたかと言うと… 

 

なんと自分のパートナーです!

 

 

当時はこの建物は学生寮として使われており、月額約300ポンド (約4万7千円) で食事付きで住むことが出来たそうです。

 

 

パートナーが卒業してからしばらく経った後に、大学が学生寮を売却し、ディベロッパーが高級フラットとして改装して販売されたようです。

 

自分のパートナーも含め、以前ここに住めた学生さんたちは非常にラッキーで羨ましい…

 

セント • アンドリュースも凄く素敵な街なので、スコットランド内を旅行されたい方にはオススメの街です。

 

8.エディンバラ 〜 セント・アンドリュースまでのバス

 

車が無くても、エディンバラから X59 番バスで片道2時間から2時間半ぐらいで行くことが出来ます。

 

以上、セント • アンドリュースの旅行記でした。

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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それではまた次のブログで。

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