イギリス文化と日本文化が衝突する時 〜 自分なりの対処法

 

こんにちは。エディンバラのタコヤキです。

 

今日のエディンバラも温かく、気温は奇跡の20度超えです。

 

さて今回は、イギリスで生活する上で発生する、日本文化とイギリス文化が衝突する時の一例について書きたいと思います。

 



一般の日本人がイギリスで生活する中でカチンとくることの一つに、家に修理業者さんが来るときに、何も聞かずに土足でズカズカと家の中に入ってくることが挙げられると思います。

 

イギリスでは古い家が多いので、水回りだったり、暖房設備だったりが調子が悪くなることも多く、結構頻繁に修理業者さんを頼むことがありますが、修理業者の皆さん、何も聞かずに土足で家に入ってくるのが普通で、このことに関して怒っている日本人の話をよく聞きます。

 

日本で修理業者さんが同じことをしたら、速攻でクレームを上げることになると思いますが、イギリスではそんなことにクレームを出しても誰も相手にしてはくれません。

 

それどころか、実はイギリスの常識に外れたこと、マナー違反をしているのは自分たち、イギリスで暮している日本人なのかもしれないのです。

 

というのも、イギリスでは自分の家の中でもキチンとした格好をすることが常識で、キチンとした格好の中には、靴を履いていることも含まれています。

 

特に誰かと会う場合には、家の中だろうが外だろうが、キチンとした格好をしていることは最低限のマナーの一つです。

 

それなので、靴を履かずに誰かと会うのは基本的にマナー違反の一つとして考えられます。もちろん家族や友人、恋人などの近い間柄であれば多少の融通はききますが、基本的には家族と家の中で食事をしたり談話をする時ですら、靴を履いてキチンとした格好をしている人が多いです。

 

自分も10年ほど前に、イギリスの友人の家に泊めてもらい、朝食のときに何も考えずに靴を履かずにキッチンに行ったら、靴を履いていないのは自分だけで、誰も口には出しませんでしたが、恥ずかしい思いをしたことがあります。

 

それなので、イギリスの常識に当てはめると、修理業者さんが家の中に靴を履いたまま入って来ることは当然であり、むしろ彼らはイギリスの常識とマナーをキチンと守っているのです。それどころか、極端に言うと、修理業者さんが自分の家の中にいるのにも関わらず、家の中で靴を履いていない場合は、完全にキチンとした格好をしていないので、イギリスの常識から判断すると、自分たちの方がマナー違反であり、常識知らずになってしまいます。

 

つまり、日本人からすると、家の中では靴を履かないことが常識であり、他の人の家に上がる時に靴を脱ぐことは最低限のマナーであることに対して、イギリスでは家の中でも靴を履くことが常識であり、誰かと会うときは家の中だろうが外だろうが靴を履いてキチンとした格好をしていることが最低限のマナーなので、イギリスで修理業者さんが日本人の家に土足で入ってくるときには、どうしてもお互いの文化に由来する価値観が衝突してしまうのは必然な訳です。

 

「土足で入る前に一言聞くべきだ」と思われるかもしれませんが、日本では家の中で靴を脱ぐことが常識であることを知らないイギリスの修理業者さんたちに、日本の常識を押し付けるのはどうなのかな、と思います。家に来る修理業者さんに、「自分は靴を履いていないけど良い?」なんて聞く日本人もいないと思いますし。

 

それなので自分の場合、イギリスの修理業者さんが土足で自分の家に入って来たときは、彼らは靴を履いたまま自分の家に入ってくることで、彼らのマナーに従った、彼らなりの敬意を自分に示してくれているんだ、と思うことで腹を立てないように気持ちの整理をつけて対処しています。

 

ただ、最近はイギリスでも家の中では靴を履かずに生活する人たちも増え始めたようで、自分が友人の家を訪ねたときに、

 

「悪いけど靴を脱いでくれる?」

 

とお願いされたこともあります。

 

この先イギリスで、家の中では靴を履かないという文化が定着するかは分かりません。しかし、あれ程反発があったマスクも、コロナがきっかけでイギリスでも定着しているので、将来はイギリスでも、家の中では靴を履かない文化が広まっていくかもしれません。

 

以上、家の中で靴を履かない日本文化と、家の中でも靴を履くイギリス文化が衝突する時でした。

 

今日も最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

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